林林と絵本

サン=テグジュペリ 伝説の愛

作:アラン・ヴィルコンドレ   

移り気で表面的な女性として

否定され続けてきた妻の存在。

2000年になってようやく

夫婦の深い愛が世界中に証明されました。

空へ消えたサン=テグジュペリが地上に残した伝説。

芸術的で奔放な二人の愛は

傷つけ合いながら求め合う

2つの星のようです。

 

 

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サン=テグジュペリ 伝説の愛

出版社:岩波書店   初版:2006年6月   参考価格:2,940円

オノ・ヨーコ  ”見えない花”

作:オノ・ヨーコ   

そこにはまだ ”ジョン・レノン” はいなかった

そこにいたのは ”スメルティ・ジョン”

 

オノ・ヨーコの未発表作品を

ショーン・レノン監修で一冊の本に。

 

奇跡とか運命とか、もうそれ以上の言葉が見つかりません。

 

 

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オノ・ヨーコ未発表作品 「見えない花」

出版社:ADP   初版:2011年8月   参考価格:2,415円

わたしの山の精霊ものがたり

作:オトフリート・プロイスラー   絵:ヘルベルト・ホルツィング

”リューベツァール”という名前を軽々しく口にしてはいけない。

その土地の人間なら誰でも知っている。

神出鬼没の山の神様は

抜け目なく容赦なく、情深く温かで。

人々の、山に対する尊敬と畏怖と親しみと愛情が

山の精霊リューベツァールを生み出しました。

ヨーロッパの大山脈に伝わる民話です。

奥深い山国へ、歴史の記憶の中へ、

誘われます。

 

 

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プロイスラー 「わたしの山の精霊ものがたり」

出版社:さ・え・ら書房   参考価格:1,785円

悪魔の物語

作:ナタリー・バビット   

罪深き人間は地獄に堕ちる。

これは世界共通、昔からの決まりごと。

地獄で待っているのは悪魔。

堕ちてきた人間をいたぶるのが仕事です。

しかも残虐非道なこの悪魔、

ときどき人間界へ降りては 生きた人間を苦しめる。

正真正銘の悪魔です。

と思っているのは本人だけ。

読書好きで詩人のこの悪魔、つめが甘いのでご安心を。

どこか滑稽です。

 

 

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ナタリー・バビット 「悪魔の物語」

出版社:評論社   参考価格:1,200円

お姫さまとゴブリンの物語

作:ジョージ・マクドナルド   絵:アーサー・ヒューズ

高貴でしとやかだけでは 一流のお姫さまとはいえません。

強さと勇気があってこそのお姫さま。

友達を助けるためなら 一人暗い洞窟にだって潜ります。

これが1870年代のお姫さま。

鍵をにぎるのは

謎の女性と不思議な光と見えない糸。

古典の中に近未来さえ感じます。

 

カバー画は竹宮恵子ですが、

中の挿絵は原書のアーサー・ヒューズです。

 

 

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ジョージ・マクドナルド 「お姫さまとゴブリンの物語」

出版社:岩波書店   参考価格:798円

 
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