林林と絵本

雑草のくらし ーあき地の五年間ー

作:甲斐信枝   

一年目の空地には ヒメシバの大群にエノコログサ

二年目の春には ツクシが顔を出して

ノゲシやナズナが伸びてくる

一面茶色の空地が一年ごとに更新してゆく姿は

自然界の掟と生きる知恵そのものです。

大気と地面の中で繰り広げられる生存競争

その生命力に脱帽です。

 

 

雑草のくらし -あき地の五年間ー

 

 

雑草のくらし -あき地の五年間ー

出版社:福音館書店   初版:1985年4月   参考価格:2,415円

野の草花

作:古矢一穂   絵:高森登志夫

道ばたに咲くどんな雑草にも名前があって

それぞれの特徴があります。

野原で小さな花を見つけたときの楽しさ

名前を知っていたらもっと楽しめるはず。

さあ、野の草花の名前を覚えて 

外へ出かけましょう!

 

 

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「野の草花」

出版社:福音館書店   初版:1982年5月   参考価格:1,470円

ラムラム王

作:武井武雄   

どうして生まれてきたんだろう?

西の空に不思議な星があらわれたとき

貧しい珊瑚職人の家に生まれた男の子

それがラムラム王です。

ラムラム王の冒険は

予測不能奇想天外

”生きがい”ではなく

”生まれがい”を探す旅なのです。

 

 

武井武雄  「ラムラム王」

 

 

武井武雄  「ラムラム王」

出版社:銀貨社   参考価格:1,575円

世界でいちばんやかましい音

作:ベンジャミン・エルキン   絵:太田大八

世界でいちばんやかましい都の

世界でいちばんやかましい王子さま

もっともっとやかましい音が聞きたい!

王子さまが生まれて初めて聞いた

世界でいちばんやかましい音。

それは?

心も体も楽しくなる

世界でいちばん美しい音でした。

 

 

太田大八  「世界でいちばんやかましい音」

 

 

太田大八  「世界でいちばんやかましい音」

初版:1999年3月   参考価格:1,155円

みしのたくかにと

作:松岡享子   絵:大社玲子

黒い小さな一粒の種

それはそれは不思議な

みしのたくかにと。

ふとっちょおばさんが蒔いたその種は

芽が出て蔓が伸びて実が成って

王様もあっと驚く 

それはそれは おいしいごちそうになりました。

 

 

松岡享子  「みしのたくかにと」

 

 

松岡享子  「みしのたくかにと」

出版社:こぐま社   初版:1972年   参考価格:1,260円

 
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