林林と絵本

青い大きな家

作:ケイト・バンクス   絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン

秋から冬そして春

青い大きな家はからっぽです

からっぽの家で耳を澄ますと・・・

ぽたりぽたり

ピシパシ

ゴロゴロゴロゴロ

季節の移り変わる音がします。

そして、

「こんにちは、青いお家さん!」

子どもたちがやってきました。

青い大きな家に夏が戻ってきました。

 

 

ゲオルグ・ハレンスレーベン  「青い大きな家」

 

 

ゲオルグ・ハレンスレーベン  「青い大きな家」

出版社:BL出版   参考価格:1,575円

名医ポポタムの話

作:レオポルド・ショヴォー   

名医ポポタムに不可能ナシ

死んだ患者を診るのがモットーです

誠心誠意こめて看病いたします。

ただし黒人至上主義

気にくわない白人はパクリといくことも。

 

 

レオポルド・ショヴォー  「名医ポポタムの話」

 

 

レオポルド・ショヴォー  「名医ポポタムの話」

出版社:福音館書店   参考価格:788円

雨の動物園 -私の博物誌ー

作:舟崎克彦   

戦後の東京豊島区。

そこにはまだまだ自然が残っていました。

少年時代の記憶は

野生の動物たちとのエピソードばかり。

野鳥を偏愛した舟崎さんのエッセイ集です。

ヒキガエルを伯爵と呼んだり モグラをボクサーに見立てたり

楽しかったこと悲しかったこと

豊かな自然に豊かな少年の目が光ります。

 

 

舟崎克彦  「雨の動物園 -私の博物誌ー」

出版社:岩波書店   参考価格:672円

北の森の十二か月

作:ニコライ・スラトコフ   絵:ニキータ・チャルーシン

ロシアの森の一年間の記録です。

一年の大半を森で暮らす作者は

ナチュラリストで森の詩人。

確実な自然観察をもとに

詩情あふれる動物文学を描く名手です。

一月から十二月まで ロシアの雄大な自然は

休むことなく動いていました。

 

 

ニコライ・スラトコフ  「北の森の十二か月」

出版社:福音館書店   参考価格:840円

じめんのうえと じめんのした

作:アーマE・ウェバー   

植物は牛や豚も食べません

植物は光や空気や土や水

そんなものを食べて生きています。

植物ってえらい!

植物ってすごい!

イラストもかわいい

子どもがはじめて出会う<かがく>の本です。

 

 

じめんのうえと じめんのした

 

 

じめんのうえと じめんのした

出版社:福音館書店   初版:1968年3月   参考価格:1,050円

 
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