林林と絵本

ふゆ

作:こうのあおい   

1ページごとに

雪が降り積もって

しんしんと静かなまっ白の冬

音もない色もない

だからこそ

冬のあたたかさが伝わってくるんですね。

 

 

こうのあおい  「ふゆ」

出版社:アノニマ・スタジオ   参考価格:1,620円

なかなおり

作:ヘルヤ・リウッコ=スンドストロム   

茶色の野うさぎだって、白い家うさぎだって、

みんな同じうさぎなんだから

みんなでいっしょに遊びましょ!

ほんの少しの勇気と優しさがあれば

もっと幸せになれるってこと、

かわいいうさぎさんたちが教えてくれましたよ。

 

 

ヘルヤ・リウッコ=スンドストロム  「なかなおり」

出版社:猫の言葉社   初版:2011年2月   参考価格:1,728円

てぶくろがいっぱい

作:フローレンス・スロボドキン   絵:ルイス・スロボドキン

人と人とがつながって

赤い手ぶくろがいっぱいになりました。

 

50年以上愛される絵本には

懐かしいあたたかさがあります。

寒い冬こそ、心あたたまる絵本を

読み返したくなるのです。

 

 

ルイス・スロボドキン  「てぶくろがいっぱい」

出版社:偕成社   参考価格:1,296円

ミライノコドモ

作:谷川俊太郎   

谷川さんのコトバは新鮮で無添加。

だから甘くもありほろ苦くもあり

ありのままのコトバがありのままに

ココロに溶け込んでくる。

ごく自然に自然に

 

 

谷川俊太郎  「ミライノコドモ」

 

 

 

出版社:岩波書店   初版:2013年6月   参考価格:1,512円

醜い花

作:原田宗典   絵:奥山民枝

大陸のまんなかに、

忌み嫌われながらも

何百年も咲き続ける醜い花がありました

 

どうしてそんなに醜いのか?

 

醜い花の物語は

近い未来の物語かもしれない

そして未来からの警告なのかもしれない

 

 

原田 宗典  「醜い花」

出版社:岩波書店   初版:2008年11月   参考価格:1,728円

 
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