林林と絵本

こおりのなみだ

作:ジャッキー・モリス   

ときの流れがはじまったころ、

人間と動物は共に大地に暮らしていたことを

思い出しました。

母グマの流した「こおりのなみだ」が

遠い遠い原始の記憶を呼び覚まします。

雪と氷のせかいに生まれたいのちは

地上の永遠の願いかもしれません

 

 

ジャッキー・モリス  「こおりのなみだ」

出版社:岩崎書店   初版:2012年9月   参考価格:1,620円

コワフの消えた鼻

作:牧野良幸   

いばりんぼの市長の鼻が消えた!

顔から逃げ出した鼻は

パン屋にスケートにと、街中を駆け抜ける

ところがこの鼻、

持ち主はいばりんぼなのに

鼻だけは、

いい奴だったんですね~

 

というわけで、

いばりんぼの方は鼻に要注意!

 

 

牧野良幸  「コワフの消えた鼻」

出版社:長崎出版   初版:2007年8月   参考価格:1,728円

ゆうれいにあげたおみやげ

作:オスカール・セルート   絵:フアン・ルイス・ベルトーラ

疑い深い女が悪いのか?

それとも女を捨てた男が悪いのか?

いや、いちど捨てた女のもとへ

平然と戻ってくる男はもっと悪い

それとも女の執念が男を呼び寄せたのか!?

 

 

オスカール・セルート  「ゆうれいにあげたおみやげ」

出版社:新世研   参考価格:1,728円

ぼくのおじさん

作:アーノルド・ローベル   

ぼくのおじさんはね、

電車の中から電柱を数えたりする

花畑が好きで、毎朝夜明けに向かって

「ぶおおおおん!」ってあいさつをする

ぼくのおじさんはとっても年寄りだけど

歌をつくったりお話をつくったりしれくれる

ぼくとおじさんが過ごしたすばらしい日々。

みんなにも、知ってほしいな。

 

 

アーノルド・ローベル  「ぼくのおじさん」

出版社:文化出版局   参考価格:922円

ふくろうくん

作:アーノルド・ローベル   

ふくろうくんと友だちになりたいな

ふくろうくんって少しトボケてるから

とんでもないことが起こって

いっしょにいると、楽しいだろな。

それとも、ふくろうくんになりたいな

ふくろうくんにとって

あたり前はあたり前じゃないから

毎日が発見なんだ。

発見ってドキドキワクワクするよね!

 

 

アーノルド・ローベル  「ふくろうくん」

出版社:文化出版局   参考価格:922円

 
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