キンダーブック 林林

ネコのひげって、何のためにあるの？

それはね、いっしょにうたったりお絵描きしたり

海や川を泳いで空をも飛んで

大切な女の子に会うためにあるのさ！

ねずみを食べ過ぎた猫がが菜食主義になるという、

ストーリーはいたって単純明快

そして賑やかな色使い

そう、これはインドから届いた絵本です。

ねずみを食べてるときの猫、

ほんとうに悪そうな顔してます。

家にトラがいてお困りの方、いませんか？

ネコだと思っていたのに実はトラだった、なんて話

実はほんとはよくある話なんです。

わたしたちが知らないこと、誰も知らないこと、

実はたくさんあるんですね。

フィンランドの短い夏。

小さな小さな無人島に小屋を建てて、

外界から逃れた王国で

夏を暮らす人たちがいます。

現実的な業務上の手続きから

冒険的な嵐の夜の孤独まで

トーベの淡々とした記録。

単純で幸福な島暮らしの日々に、

わたしたちはウットリするでしょう。

トーベ＝ヤンソン初期の短篇集です。

若々しく初々しい中にも

皮肉とユーモア、

そこはかとない人間の情愛を描きます。

ヨーロッパの雰囲気漂う作品集です。