林林と絵本

宮沢賢治 黒葡萄

作:宮沢賢治   絵:たなかよしかず

狐にそそのかされるまま、

仔牛は公爵の別荘に忍び込んで、立派な黒葡萄を盗み食い。

でも、だれも怒ったりしませんでしたよ。

公爵はとても心の優しい人でした。そしてその子どもたちも。

狐や仔牛が、ほんとうは悪い心でないことを

知っていたのでしょう。

 

 

宮沢賢治  「黒葡萄」

出版社:未知谷   初版:2003年5月   

そらみみ植物園

作:西畠清順   絵:そらみみ工房

ときには秘境へ、ときには砂漠へ、

プラントハンターが世界30ヶ国で出会った植物たち

ときに妖しく美しく、ときに奇妙で神秘的

愛情たっぷりのイラストとコメントで魅せます

植物ってオモシロい!

 

 

西畠清順  「そらみみ植物園」

出版社:東京書籍   初版:2013年7月   参考価格:1,512円

The Kew Gardens COLORING BOOK

  

イギリスの王立植物園、キューガーデンの植物を

40種集めました。大人のためのぬり絵です。

なんだか見覚えのある植物から未知の植物まで

キューガーデンに行ったことある人もない人も

リアルなぬり絵に没頭しそうです!

 

 

DSCN4962

 

 

The Kew Gardens  COLORING BOOK

出版社:ARCTURUS   初版:2016年   

春の妖精たち スプリング・エフェメラル

作:奥山多恵子   

スプリング・エフェメラルとは、「春のはかない命」という意味です。

冬の終わり、まだ雪が残る地面の上に

スプリング・エフェメラルは顔を出します。

可憐な花の下では、想像もつかない工夫と努力が!

さあ、土の中をのぞいてみましょう。

きっと、春の小さな妖精たちを好きになります。

 

 

奥山多恵子  「春の妖精たち スプリング・エフェメラル」

出版社:福音館書店   初版:2005年4月   参考価格:1,404円

パリのおつきさま

作:シャーロット・ゾロトウ   絵:(写真)タナ・ホーバン
訳:みらい なな

セーヌ川のかがやき

空にかかる大きな虹

街中に花があふれて

そこに暮らす人々はとても自然体

パリで見つけたたくさんの”すてきなもの”

いちばんすてきなものは、なあに?

 

 

シャーロット・ゾロトウ  「パリのおつきさま」

出版社:童話屋   初版:1993年10月   参考価格:1,728円

 
イベントなし