私は、ケニーに手紙をかきました。

「ケニーさん、うちにはお宅のように 夢のまどがありません。」

ケニーは返事をくれました。

「世界中のどこにだってあるさ。」

 

そうですね、そうかもしれません。

でもね、私はあの7つのなぞなぞが 1つもとけなかったんです。

 

もう1度、ケニーからの手紙。

「ねがいごとは、いきたいところへ とちゅうまでいったのと おんなじなんだよ。」

 

 

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モーリス・センダック 「ケニーのまど」