お父さんとお母さんが手をふっている

もうあんなに小さく見える

街を越えて砂漠を越えて

雲の中を星のあいだを飛んで

ぼくが作ったぼくの飛行機で

ぼくが飛ぶ

 

 

佐々木マキ  「ぼくがとぶ」