チコといっしょに望遠鏡をのぞいたら

そこには扉・扉・扉が続く

扉の世界がありました。

詩人・瀧口修造に捧げられた絵本です。

「扉は閉ざされながら、ひらいている」

という言葉どおり、それぞれの扉の向こうは

すべてがつながる一つの世界でした。

 

 

上野紀子  「扉の国のチコ」