現実の中にいて

ついうっとり夢に耽るレクトロさんの物語は

いつのまにか夢と現実がぐちゃぐちゃになって、

いつのまにか夢が現実を追い越して、

気がつくとやっぱり現実だけが残っている。

レクトロさんみたいな大人がふえたら

夢が現実を追い越すときがくるかもしれないと

ついうっとり夢に耽ってしまいました。

 

 

ライナー・チムニク  「レクトロ物語」